広島カープ

赤ヘル1975

立春を過ぎましたが、雪に強風。

2月はまだ寒いですね。

去年初のCS(チャンピオンズリーグシップ)進出を機に、
すっかりカープファン熱がぶりかえしたわたしですが
先日こんな本を読みました。

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「赤ヘル1975」 重松清 著 講談社

見たまんま、広島カープが初優勝した年が舞台となっている
中学1年生の男の子たちの話です。

重松清さんは、知人のおすすめから「小学五年生」を
手にとったのが初めてでした。
(うちの子どもも今年5年生になるんです)

直木賞受賞作家さんで、とにかく上手い文を書く人だと思います。

「うまい文章だなぁ」と感動したのは、向田邦子さん以来かも。
しかし短編集の多い作家さんで、このボリュームを読んだのは初めて。

古葉時代を知る者としては、読む手がとまりませんでした。
(正確には私は1979年以来のファンですが)

カープファンとしても大変楽しめる1冊ですが、中学1年生男子という
くすぐったい思春期の描写が素晴らしい。

そして、大変重たい内容ですが、広島ならではの「戦争」「原爆」
のことが、非常にうまく、読みやすく、受け入れやすく描かれています。

私も戦争を知らない世代ですが、世界唯一の被爆国として、こういう
現実をもっと若い人たちが知るべきなんだと思います。

子どもに、野球ファンにぜひ読んでいただきたい1冊です。

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