健康

冷え対策

今日はずいぶん冷えましたね!

秋が来たというより終ってしまうかのような寒さ。
ブログデザインもさすがにクールビズは終了、ウォームビズに
切り替えです。

こんな状態ですと、冷え性でなくてもからだが冷えます。

慢性の関節痛を持つ方にとって冷えは厳禁。

関節痛に限らず、冷えは血行障害をもたらし、体調不良を招きます。

では、からだを冷やさない方法とは。

①下着、服を1枚多く着る  →説明不要ですね

②温かいものを食べる、飲む  →これも説明不要

③運動する →ストレッチだけでも効果あります。続けること。

④からだを冷やす性質がある食材は温めて食べたり、また食べる量を
コントロールする    

→ たとえば大豆を使った食べ物(納豆、豆腐)は
大豆自体にからだを冷やす働きがあるので、お味噌汁に入れるとか
温奴にするとか、食べ方を工夫する必要があります。
また、こんにゃくをダイエットで食べている方は、からだの冷えに要注意

一般的に、夏が旬の野菜、南国でとれる果物などはからだを冷やす働き
があります。
あくまでも食べる量を加減すればOK.

そして耳の痛い話ですが、甘いもの(特に白砂糖を使ったもの)には
からだを冷やす働きがあります。
量をひかえるか、砂糖は精製していない
ものにするか、ひと工夫を。

⑤手足をじかに温める

→足浴(フットバス)や手浴(ハンドバス)は手軽で心臓への負担もなく
オススメです。
42℃くらいのやや熱めのお湯に、炭酸入浴剤を入れると
さらに効果的。

⑥漢方薬を飲んでみる

→有名なのが当帰四逆加呉茱萸生姜湯。
瘀血(血の滞り)がある場合は駆瘀血剤と分類される漢方薬
桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、温経湯、等々・・・・・

からだを温めたいときに飲む漢方薬は、白湯に溶いて飲んだり、とにかく
温めて飲むとさらに効果的です。

血行がよくなると、女性では生理痛、肌のシミなどが軽快したり、男性では
抜け毛の減少など、思いもよらない嬉しい効果も期待できるので、
けっして軽視できません。

冷えをなくして、あたたかい秋をすごしましょう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

痛いときにはどうする?

当院は整形外科なので、関節痛の人、腰痛の人、つまり
「痛い」人が多く来院されます。

「痛い」といっても、理由はさまざま。

10年以上前から腰が痛い、昨日転んでひざをぶつけた、
さきほど包丁で手を切った・・・・などなど。

相応の処置をしたあと、よく聞かれることがあります。

「こういうときって、温めたほうがいいんでしょうか?
冷やしたほうがいいんですか?」

たしかに、

「冷やすとよくないよ」「氷嚢を乗せて冷やしたほうがいいよ」

色んな説を聞いたことがあるけど、肝心の「どんなとき」に
そうするべきなのかがわからない。

これまた私見ですが、いっぱんに症状の経過は「急性期」「慢性期」
に分けられます。

急性期→冷やす、炎症反応を広げないように安静にする

慢性期→温める、循環を促すように動かす

これが大原則だと思います。

つまり、けがの場合は受傷後数日は急性期なので冷やし、その後より
温める方法に切り替える、という具合です。

足腰が痛いといった関節痛は慢性の症状のことが多いため、
「冷やさないようにしましょう」と言われることが多いです。
大部分がそれでOKですが、たまに温めて悪化することがあります。

それは「慢性疾患の急性増悪期」というもので、
ずーっと痛かったけれど、最近ズキンズキンと静かにしていても痛い、
痛くて眠れない、動けない、こんなときは温めることが悪化の原因に
なるので注意です。

自分では判断できない、わからない場合は整形外科を受診して判断
してもらうのが一番ですが、簡単に認識できる方法があります。

「お風呂に入ったあと、痛みが軽くなるかどうか」

軽くなるようでしたら温めて循環を促進させることが、今のからだに
適した対処法と言えると思います。こういうときには、マッサージや
電気療法、ストレッチなども効果的です。

逆にひどくなるようであれば、冷やし、安静にすることがよいでしょう。

以前、シップの種類のときに書いたことと一緒です。
つまり、
やってみて気持ちよいほうを選択すれば、まず間違いありません。

画像が載せられないので、まじめなお話でしたcoldsweats01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

漢方薬でやせる?

1kgの脂肪の塊・・・・・

かなりリアルな模型がおいてあるドラッグストアも増えましたね。
そんな模型の横には「漢方のやせ薬」「おなかがすっきりするお茶」
など、スリミングドラッグ&グッズがたくさんディスプレイされています。

「メタボ」の言葉が定着してから、季節を問わずおなか周りを
気にされる方が増えたように思います。

「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」

葛根湯に次ぐ勢いで世間にその名を知られている漢方薬です。

いわゆる漢方の「やせ薬」と名高きものです。

使用する体質のめやすとしては、

比較的体力があり、便秘がち、いわゆる筋肉太りで血圧が高い
傾向にあるもの

です。生薬のダイオウ、ボウショウなどが便秘を改善し、ビャクジュツ、
カッセキなどが利尿・発汗を促します。マオウ・ケイガイ・ボウフウなど
はいわゆる解毒作用があります。

つまり、体内にため込んだ余分なものを排泄する薬(瀉剤)プラス
その作用を強く出しすぎないように緩衝させる生薬が組み合わさって
成り立っています。

私の経験からは、体質に合った場合、体重にして3~4kgまで
減量される方が多いです。

では、便秘がちでもなく、体力はあまりなく、血圧も低めだけど、肥満
が気になる方は何を飲んだらよいのでしょうか・・・?

「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」

これは、いわゆる水太りタイプの方に多く処方されます。

汗っかきだけれど手足が冷える、あまり便秘はないけれどむくみがち
足腰が痛くなりやすい、色白でぽっちゃりタイプ

といった方が典型的でしょうか。
このようなタイプの方で、肥満解消ではなく、ひざ痛改善のために
処方し、とてもよく効いた経験があります。

ボウイ、オウギ、ソウジュツといった生薬が含まれ、これらには
利尿・発汗作用があります。

その他、むくみの改善には「五苓散」など、またストレスから太りがちの
方には「加味逍遥散(かみしょうようさん)」など、一方で更年期障害、
月経困難などの血のめぐりの悪さ(瘀血)からくるものには
「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」
などがよく使われます。
そのほか、体質に合わせて合剤にしたり、生薬の一部をのぞいたり、
オーダーメイド処方ならではの、さまざまな処方例が存在します。

いずれの場合においても、漢方薬は「体質を中庸に導く」薬ですから
飲めば飲むほどやせたり、食生活、運動を顧みなくてもよいわけでは
ありません。

ダイエットに近道なし!なのです。

ところで、「防風通聖散」、便秘のない方が飲むと下痢することが多いです。
また、心臓の悪い人、妊婦さんは慎重投与とされているので、必ず専門家の
アドバイスのもとに飲まれることをおすすめします。

(これはほかの漢方薬も同じです)

当院でも漢方薬の処方を行っておりますので、関心のある方は
お気軽にご相談くださいね。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

ドライアイ

数年前に、ハードコンタクトレンズを立て続けに3回落とした揚句、
眼科の先生に宣告された言葉です・・・・

要は「とっても涙が少ない状態」だそうで、コンタクトレンズも
向いていないのだそう。あっさりメガネにするよう言われました。

でも、どうしてもイヤです!ド近眼なので!!
と言い張って、無理やりコンタクトの処方(あまりに落とすので
使い捨てタイプにしました)と、ヒアルロン酸入り目薬をもらっています。

ところで、5年も前の本なのですが・・・

 001_11 

美肌 山咲千里 著  講談社 1400円

この本に「涙のスキンケア」「泣くというスキンケアがある」
という項目があります。

感動することによって出す大量の涙は、涙腺の汚れを流し
顔のむくみをとってくれるのだとか。

へぇ~っ!美しい人は泣いてまで努力するんだぁと感動しました。
医学的根拠に関しては?ですが、案外正しいのかもしれません。

千里さんによれば、満月直後の夜はかなり泣けるそうですよ。

ちなみに今月の満月は、なんと昨日の17日。

直後といったら今夜?

これから感動するDVDでも観てたくさん泣きましょうか?
これでドライアイも軽快するはず?

我が家では「フランダースの犬」最終回
ネロとパトラッシュがルーベンスの絵の前に横たわり、天使が
お迎えにくるシーンでは、毎回皆号泣です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

夏ばて対策

7月に入って夏らしく暑い日が続いていますね。

でも雨の日は少し冷え込んだりして気温が安定せず、体調を崩す
人が増えているようです。夏風邪も流行っているようですし、
この先長い夏を乗り切るには体調管理に十分気を配りたいですね。

この時期、会社やレストラン、どこへ行ってもクーラーが効いていて、
涼しさを通り越して寒くなってしまうこともしばしば。
特に女性はスーツの男性に比べてもともと薄着なうえに冷え性の方が
多いため、冷えから頭痛、肩こり、お腹の調子が悪い・・・などさまざまな
症状が出現することがありますね。いわゆる「冷房病」です。

暑いので冷たいものをたくさん飲んだり食べたり。
そのため消化機能が落ちたり、水分の代謝が狂ったりします。
また、夜寝苦しくて睡眠不足になることも、体調不良を起こす原因のひとつ
と言えますよね。

では、どうしたらよいのか??

日常生活の注意点としては、まずクーラーはほどほどにすること。
夜間はタイマーを使用したほうがよいかもしれません。
会社などでクーラーを自分で勝手に調節できない場合は、長袖やひざ掛け、
靴下などで保温を心がけましょう。

また、食生活では冷たいものを摂り過ぎない。水分もできれば常温か、
あたたかいものにして、食事にはたんぱく質を必ず意識して取り入れること。

これだけでもだいぶ違うと思います。

それでもダメなら少し漢方薬を試してみるのもよいかと思います。

夏ばてで最も有名な漢方薬は「清暑益気湯」です。
全身倦怠感や胃腸症状があるときによく効くようです。
若い人の全身倦怠感には「大柴胡湯」が著効することもあります。
水分の取りすぎによる体調不良には、「五苓散」を処方されることも
多いです。

冷房病には「五積散」や「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」などが冷えに
よく効きます。前者のほうが冷えの程度としては軽症の方に用います。

いずれにせよ、夏ばてと言っても症状はひとによって微妙に違うもの。
体質も違うものですから、Aさんにとっては薬になってもBさんにとっては
無益ということも多いのです。


漢方薬を処方されるときには、体質を診断してもらうようにしましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

マクロビオティック

健康志向から、いまや市民権を得ていると思います。

マクロビオティック(略してマクロビ)

003

私が参考にしているのはオレンジページ増刊号

要は玄米食&菜食&白砂糖は摂らない、この三本柱が基本と思います。

でも、でも、前日までのつぶやきのように、私はコーヒーもアイスクリームも
大好きなので、マクロビ食はいわば免罪符的観念から目指しています
(あたかも喫煙のあとにあわててビタミンCを飲むようなもの)

前に1週間ほどマクロビ食のみで過ごせたときがありました。
玄米ご飯ときんぴらごぼう、かぼちゃの煮付け、こんにゃくの旨煮などなど・・
すごく体調の変化を感じました
・・・・・なにせ、お腹がもたれない。肌がきれいになってくる。
お通じも抜群。そして何よりも健康的な食生活を送れているという満足感。

ならば、なぜ続かないのか・・・?

人のせいにしてはいけないとは思いますが、家族が玄米ご飯、嫌いなんですよね。
玄米ご飯を食べてくれるのは、ものすごくお腹を減らした息子のみでしょうか。
十五穀米のご飯にしただけでも「エ~!」といわれる始末。
それに、ベジタリアンを小さい子どもがいる家庭で継続させるには、かなりの
気合が必要です。子どものお残しをすべてゴミ箱へやる自信がありませんので・・・

できれば一日一食とか、週末だけとか、そんなふうにちょっとずつ実践
していけるといいですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)