日付が変わってしまいましたが、2月最終日はなかなか
暖かかった
ですね。
これからスギ花粉がドォ~~ッ
と飛散するのでしょう、しばらく・・・
実は私、出産をきっかけに、この5年間花粉症とは無縁で
ありました。
子どもがいないころ、あまりにくしゃみ鼻水がひどくて
ぐちゃぐちゃの顔になってしまい、しかも大学院の実験中で
ネズミの部屋に行ってさらにぐちゃぐちゃの顔になり
周りの人から
「早く帰って家に閉じこもっていなよ
」
と言われたこともあったほどなのですが・・・・・
出産って、女性のからだにとっても一大イベントなんだなぁ
とつくづく思います。
まぁ、いつ再発するかわかりませんが。
(実は今日、なんとなく花粉症再発を思わせる嫌な症状が
ありました。うっ)
前置きがすごーく長くなりましたが、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
という、あまりに有名な漢方薬が、花粉症治療には今一番
有名なお薬ですね。
あまり漢方薬を処方されない先生でも、この時期には
処方するケースが多いのではないでしょうか。
一年間で最も品薄になる時期です。
麻黄(マオウ)という生薬が含まれます。
麻黄剤の一種であり、体力的には実~中間のひとに使われます。
一般にあまり体質を選ばず、広く使うことのできるお薬です。
花粉症で毎年悩む人は、まず試してみてもよいかと思います。
ところで麻黄は有効成分に「エフェドリン」という交感神経を刺激する
成分を含むので、とても虚弱な人や心臓の悪い人には向きません。
また、花粉症といえば、一般的には水っぽい鼻水がたくさん出る
場合が多いですが、なかには鼻がつまるかたもいらっしゃいます。
葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
といって、風邪によく効く有名な葛根湯に川芎、辛夷という2つの
生薬を足したお薬がとても効きます。
また、花粉症というよりも通年性のアレルギー性鼻炎で、どちらかと
いえば少し粘り気のある鼻水が出る、強い皮膚症状もある
こんなときには
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
が効くことも多いです。
これは黄連解毒湯+四物湯=温清飲(うんせいいん)という漢方薬に
荊芥、連翹といった解毒作用の強い生薬を足して作ったもので、
蓄膿症やかゆみの強いアトピー性皮膚炎にも使われたりします。
いずれの場合も鼻の症状にポイントを置いた薬です。
また、胃腸障害が出ることがありますので、西洋薬のように症状
だけで飲むのでは効くどころか体調を崩しますから、くれぐれも
注意が必要です。
体力がとても弱っている方、花粉症の症状として、咳などののどの
症状がメインの方、からだがとてもだるくなったり疲れたり、また
胃腸が弱い方などには他にさまざまなお薬がありますので、
(香蘇散、麻黄附子細辛湯、補中益気湯・・・・などなど)
まずは体質をみてもらい、処方していただくとよいと思います。
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